さすが、彼だけあるね。

これを英語に訳すのには、そうとう骨が折れる。

適当に言うならば、

He’s great!

あるいは、

He’s amazing!

となる。ただ、これらは単に「彼ってすごい!」と言っているだけなので、「さすが~」のニュアンスはない。

ここで難しいのは、「さすが」のニュアンスをどう置き換えて表現するかである。

まずは、日本語で置き換えるならば、「そんなことができるのは彼だからこそだ」とする。

英語にすると、

It’s just like him to do so!

となる。

これをもっと縮めて、

That’s just like him!

とすれば、さらに口語らしくなる。

アメリカ人に尋ねてみると、次のような表現もよく使われるとのことであった。

That’s him for you!

えっ、こんなので?という感じではあるが、通用するのである。

これにて一件落着!