「どう、気に入ってくれた?」、「うん、気に入った!」というときのやり取りである。
直訳すると、次のようになる。
✖️ I liked it!
つまり、日本語の「気に入った」が過去形であるからして、英語も過去形になってしまうという理屈だ。
ところがアメリカ人に向かって、この言い方をすると、「あそう、前は気に入ってたけど、今はそうじゃないってことなのね」ということでソッポを向かれてしまう。
つまり、過去には気に入っていたけど、今はビミョ~てな意味合いになってしまうのだ。
じゃあ、どうしたらいいのってアメリカ人に聞くと、誰もが現在形のままでいいと言う。
つまり、こうだ。
◎ I like it!
日本語に直訳すると「気に入っている!」となるのだが、英語ではこれが「気に入った!」のニュアンスとなるのだ。
これにて一件落着!